オオクワガタの寿命が伸びる飼育ケースを作りたい
オオクワガタの寿命は2~3年程度 飼育人ができることは、オオクワさんが天に召されるまで、なるべくストレスのない生活をさせてあげること。 いくら優れたエサ、優れた床材、優れた材料を用いて飼育しても、ケース内のレイアウトを適当にしたり、まちがった使い方をしては意味がないことをクワガタたちに思い知らされました。 凡庸な既成材料(飼育セット) ・床材 ・エサ皿 ・足場木 ・のぼり木 これらを購入し、そのままの形態で適宜・適当に使うのが普通ですよね。たしかに、深く考えなくても飼育はできますけど。僕もそうでしたから。 四の五の言ってもわかりづらいですし、ダメパターンの一例はこれです。 一見普通に悪くはない? これ、ぜんぜんダメです。材料のベタ置き状態。夜の活動時間帯になるとわかりますが、オオクワさん自身がどこにいればいいのかがわからず、あちこち動き回ってしまいます。 ゼリーを食べては動き、エサ皿の下に潜ったり、出てきたりを繰り返します。あるいはケースの四隅ばかりに行き、上を見上げてハイハイしてしまいがちに。 それは、ほんとにかわいそうな光景です。 原因は考えがちなケースの大きさ?・・・そうではありません。 材料の置き方だったのです。 ホームセンターで端材として商品化されている腐りづらい堅めの木材を、こんな感じに組みます。まだ未接着の状態。(端材はしこたま袋に入れても189円でした) 安いです、材料費はただみたいな感覚になりますし、ホームセンターには日曜大工コーナーなどがある店舗もありますので、そこで自分で切ったり・穴を開けたりもできます。工具の貸し出しなどは無料が多いでしょう。 時間が無ければ有料加工コーナーもあったりしますから、といってもワンコインでかなりの量を切ってもらえたりします。ぜひ活用しましょう。 この形です。 綺麗にゼリーを食べるようになり、無駄な動きが全くというほど無くなります。明らかにクワガタが冷静になるよ! コツはエサ場(ゼリーの下に)四方八方に身を隠せる、休眠できる空間があること。できれば置いてあるものが動かないほうがいいです。 単独飼いのケースはsサイズで十分だと思います。これはペアリングにも向いてい