環境科学国際センター「昆虫の標本を作ろう」に参加

甥っ子M君は夏休み...自由研究にもなりました。
7月28日(土)、さいたま県の加須市にある環境科学国際センターに行ってきました。今回のこの企画、公募による8倍という倍率の抽選に見事に当たりまして、昆虫標本を作るをテーマに、隣接する生態園を眺めなら楽しい時間を過ごすことができました。


建物も生態園も四方八方に広がり、とても快適ですよ。
2.2haの生態園内には、生物が生息できる良好な環境条件を備えた場所となるように県東部地域の潜在植生を復元し、「屋敷林・社寺林・雑木林・竹林・畑・水田・小川・ため池・石垣」は昭和30年代の県東部地域の「里山」をモデルにしているそうです。

講義会場に入ると、子供たちの目標になるような素晴らしい標本展示がたくさんありました。例えばこれ、アゲハチョウの仲間ってこんなにいたんですね~。


こちらは先生のお子さんが作ったという標本です。手作り感がまたすごくいいです。

待ちに待った昆虫標本作りに挑戦
標本になる生体はすべてこの生態園に生息する「ムシ」たちです。ここで実際に採集する予定でしたが、台風の影響で天候が悪く...採集は中止となり残念でしたが...今回の標本はあらかじめ下処理を済ませた死体を使います。

下処理の方法は何通りかあるようですが、ここでは省略させてください。専門書・ネット情報などを参考にすれば難しくはありません。

標本は本格的な手法で行います。先生が丁寧にゆっくり、教壇の大きなスクリーンなどを使いながらもちろん実物を持って先導してくれます。みんなと一緒に、カナブン・アゲハ蝶・カブトムシの順で作成していきました。










画像はごく一部でしたが、ここまで進めるのに2時間、あっという間です。

写真左上、カナブン2匹のシャーレ―標本はこれで完成です。そしてクロアゲハの展翅、カブトムシの展足を施すまでがこの日の過程でした。このあとは2ヵ月程度の自然乾燥の工程に入りますので、自宅で管理していき、最終的に標本箱に移動+ラベルを付けて完成になります。

いいでしょう、これ。なかなか難しいものですよ。M君がほぼ一人でやりました。初めてにしては十分な出来です。やったねー!

で、まだ終わってません。最後までがんばろうぜ~。


8月29日 完結編追加
こちら→昆虫の標本を作ろう ~甥っ子M君、夏休み「自由研究」完成っ!~

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